コラム
2012年8月22日 眉毛研究室
NHK大河「平清盛」、殿上人の眉はなぜ麻呂眉か?
こんにちは。
ワコです。
松山ケンイチさんが主演なさっている、NHK大河ドラマ「平清盛」。
視聴率のことが、色々と言われているようですが、個人的には非常に楽しく、拝見しています。
といいますのも、眉毛が気になって・・・(笑)
当時の殿上人は、「引眉」といって、女性も男性も眉毛を剃って、楕円形の眉を墨で描く風習があったそうです。
こういう形の眉を、最近は、殿上人の第一人称「麻呂」にちなみ、「麻呂眉」なんて言い方をしますが、こうして、写真を見ると、なんとも不思議な感じですよね・・・
当時、この眉が流行したのにはワケがあるんです。
眉と目の間のまぶた部分を、「田宅」(でんたく)というのですが、この部分が広いと幸せになれる、とする観相学が流行ったそうです!
昔から、観相学を皆学んで、良いと言われることは、進んで行ってきたという歴史があるんですね。
最近の顔相学でも、この「田宅」が広いと、田や宅地に恵まれるとも言われているとか!
でも、眉毛を剃って、額の位置に眉があるって、見ているこちらは、とても滑稽な気分ですね^^
ちなみに、最近の女子の眉トレンドは、できるだけ目と眉を近づける手法(笑)
顔相学的には、逆のトレンドですね!
今の観相学ですと、もともと持っている眉を全部剃って、眉を引き直すのはタブーとのこと。
眉毛研究室でも、もともとお持ちの眉毛の形は大きく変えずに、毛流れや長さを整えることをメインにお伝えしています!